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簡単手描きパース【2点透視図】
こんにちはインテリアデザイナーのREIJIです。
今回は2点透視図について解説します。
前回は1点透視図について書きました。
気になる方は下記の記事を見てください。
1点透視図も2点透視図も手順は一緒です。
しっかり寸法通りに描こうとすると
それなりに時間も手間もかかりますが
自分がわかればいいのであれば
サクッと描けたほうがいいです。
練習あるのみですが僕の書き方を解説です。
・補助線を描く
補助線は定規で書くほうがおすすめ
そのあとはフリーハンドでいいですが
まっすぐな線があると便利。
・既にある天井・壁・床を描く
・デザインを考えながら小物を描く
・色を塗って完成
手順は大体一緒なのですが
描き方と見せ方が違います。
1点透視図
消失点が1つ そのためすべてそこへ収束するように描く形 部屋の中とか廊下とかに使えます。 消失点の位置で物体を 上から見ているのか下から見ているのか決めて書きます。 ↑これをアイレベルって言います。 カメラで撮るときの視線の高さとか 人の目線の高さをいいます。
2点透視図
消失点が2つ 縦の地平線に対して垂直に描く 左右どちらから角度をつけてみるイメージです。 水平線に対して上に描くか下に描くかで目線の高さを変えます。 ↑これも一点透視と同じくアイレベルって言います。 建物の外観によく使いますが レイアウトによっては内観パースとしても使います。
どちらの書き方にも言えるのが消失点を決めて
そこに線を集めて描くイメージです。
つまり遠近法です。
遠くのものほど大きく見せ地平線上の消失点で
消えるように描きます。
地平線はアイレベルの位置と一緒です。
最初は自己満でOKです。
クライアントに手書きのパースを見せるとか
アートとして風景画を描きたいとか
漫画の背景を描くとか
仕事での事であれば僕のやり方では
基礎中の基礎なのでもっと覚えることがありますが
DIYで家具を作るとき
趣味で絵を描いてみようと思ったとき
自分の部屋の模様替えのときなど
あくまで自己満足の世界であれば簡単に書けます。
絵が上達すると紙ベースでも
自分の思い描いてるものが形になるので
モチベーションが上がります。
重要点
・パースを描くときの重要点は どこを見せたい・見たいのかを考えること ・描きたいものを立体で想像すること ・描きたいもの大きさ 寸法関係を何となくでも把握すること
しっかり描きたい時クライアントに見せるときなど
ちゃんと書くときは定規・三角スケールを使います。
ぶっちゃけしかっり定規を当てて
描いたほうがクオリティが上がります。
それなりに時間がかかりますが。
僕は手書きでサクッとイメージを描いて
後は3Dで作成です。
これからパースを覚えたい方
応援しています。今回は以上です。