【学生の方必見】インテリアデザイナーのなり方・進路の考え方・ルートを解説

【学生の方必見】インテリアデザイナーのなり方・進路の考え方・ルートを解説

こんにちはREIJIです。今回は学生さん向けにインテリアデザイナーのなり方について解説です。僕は本業は店舗設計をしていますこれも住空間がお店にかわっただけでインテリアデザインです。なので店舗デザインがやりたい方向けの記事になります。

記事の内容はこんな感じ

✔️店舗がメインなのか住宅がメインなのか
✔️高校卒業後の進路設定
✔️学生時代にやっておくべきこと
✔️最初の就職先 【独立が視野にあるか】
✔️ぶっちゃけ資格はいらない
✔️僕がやってきたこと

目次

店舗のデザインがしたいのか住宅のコーディネートがしたいのか

インテリアデザイナーになりたいと思っている方はまず考えるべきポイントはやりたいデザインは何かです。インテリアコーディネーターもしくは住宅メインのインテリアデザインがしたいのか店舗デザイン・店舗設計がしたいのか大まかに2通りあると思っています。

建築自体がやりたいのであれば単純に進路は建築学科がある大学なり選べばいいのですが、というか建築学科にいけば就活まで悩む時間が作れます。コーディネーターも店舗設計ができているならできます。

結構ややこしい言い方で

インテリアデザイナーとインテリアコーディネーターが分けられていますが、僕なりの解釈はこうです。

建築士・・・建物自体の設計デザイン
   (外装・内装・構造からすべて)
インテリアデザイン・・・できているハコ(建築物)の内装の設計デザイン(店舗設計・住宅)
コーディネータ・・・内装の仕上げ材・家具等の選択

上から順に仕事内容が再分化されているイメージです。建築で巨匠を目指しているとか住宅の設計、商業ビルがやりたいのであれば建築士を目指せばいいです。ただ住宅ではなく店舗設計がやりたい内装デザインがやりたい方は建築士でなくてもできます。次で解説します。

高校卒業後の進路設定

高校生でまず将来の進路に悩むかと思います。自分が細分化されたものがやりたいのか建築全てをやりたいのか早い段階で決められるとなんの勉強をすればいいか見えてきます。僕は店舗デザインがやりたかったしその道を選択したので店舗設計の進路を解説します。

上かから順におすすめです。

4年制の美大(建築学科系)
4年制の大学(建築学科)または
専門学校+放送大学がある学校(建築学科系)
専門学校(インテリアデザイン学科)

僕は一番はやはり美大なのかなと思っています。ただし学費が高い上に学費以外でも結構かかるらしいです。ただ周りの人間が似たようなモチベーションを持った人が自然と集まる上に有名なデザイナーが教授をやっていたりとメリットが1番大きい。普通の4大・もしくは学費を抑えて専門+放送大学ぶっちゃけやる気さえあればどこに進学しようが関係ないと思います。

僕は専門+放送大学でした。

この二つは2年の実務経験で1級建築士の試験受講資格が得られる学校を選びましょう。知識の幅が広がります。

インテリアデザイン学科がある専門学校もありますが、これは資格取得が視野にないならいいと思います。将来資格が欲しいならやめたほうがいいです。

2年制の専門学校でも探せば2級建築士を卒業と同時に試験を受けられる学校もあるかもですが。

学生時代にやっておくべきこと

店舗設計・デザイナーを目指しているのであれば学生時代にやっておくべきことがあります。

設計の授業はポートフォリオを意識して取り組む
学生単年度版のCADソフトでCADの勉強

これが1番大事です。就活で有利になるにはポートフォリオが大切。就職してからCADの経験が役に立つ。

学校ででる設計課題はポーとフォリオを意識して取り組むといいです。

最初の就職先 【独立が視野にあるか

就活時に大切な考えなんですが、将来独立したいと思っているなら設計もしくは営業での就職がいいです。

現場監督・施工管理の分野にどっぷり浸かるとプラーベートの時間も失う可能性があります。そーは言っても現場のことがわからない設計者もNGなので設計がメインだけど現場監督もやらせてくれるような会社を探しましょう。

あくまで将来独立したいという考えがある場合です。

どんな会社がいいのか下記の通り

請負会社であること(クライアントと直の仕事)
少人数精鋭で設計
デザインと現場管理で部署別れしていないデザイン会社であること
自分が学生のときに使っていたCADソフトを使用している
店舗設計だけでなくマーケティング等しっかりしていて
どんな経営しているかわかる

この辺りが重要です。

僕が勤めている会社にもいえることなんですがどーしてもこの業界はアナログな会社が多いです。ここも意外とポイントかもしれません。

少人数精鋭のメリット・デメリット

まずメリットです

・会社の方針にもよるがほぼ全ての業務をする
(営業・設計・見積もり・発注・現場管理)
・クライアントと近い距離で仕事ができる全ての
・仕事に携われるので独立直後は一人でもできる
・新しくいる知識は経理・経営・財務関係などの会社のお金のことのみ
・設計したものを作ってくれる職人さん達と仲良くなれる
・かなり重要です。職人さんがいないと仕事にならないので。

デメリットです。

仕事量の割に給料が低いことが多い。
将来独立することが目標でやる気があるなら気にしないかもですが
会社勤めのままでいいならきつい。
会社の経営自体が傾くことが大手より多い。
ブラック企業の確立が高い。

独立を目指すのは夢があっていいですが、結構きついです。

業務でも覚えることが多い上に会社の仕組みお金のことは自分で勉強していかないといけないのでエネルギーが必要。

ぶっちゃけ資格はいらない

資格はぶっちゃけいらないです。ただし店舗設計でやっていくならいらないですが一級建築士取れると信用にはなります。知識があるだけとかではなく国家資格なので犯罪歴がないとかの証明もできる。独立したときに信用があった方がいいのでそーゆー意味では取った方がいいです。

もちろん仕事の幅も広がります。

建築にかかわる国家資格は他にもあります。ただ資格学校に行く時間やお金がない方もいると思います。普通に100万近くするので高いです。独学支援みたいなサイトを見つけたので気になる方はご参考に見てみてください。建築士以外の資格ですが、目指している方がいるならぜひ。

1級土木施工管理技士・独学サポート受験対策講座

僕も今1級建築士を学習中ですが、住宅の設計はやる気が無いので迷いながらも勉強しているのでモチベーション保つのがしんどいです。

独立して会社を起こすならそっちにコミットした方がいいかもと資格はいらないんじゃないかという考えになりました。独立を考えてない方は資格は取った方がいいです。僕はデザインと経営をやりたいからいらないかもという話。

僕がやってきたこと

中学生の時点で店舗デザインに興味があったので高校は普通科ですが迷わず建築学科がある学校に行きました。当時は学費が安いことが優先順位だったので4年制の専門学校+放送大学の学校を選びました。

学生時代使用しいたCADソフトはvectorworks
Adobeソフト(Photoshop)を使用

授業でもあったのでこれはよかったです。専門学校のメリットかもしれません。授業でCADや3Dパースの作り方を教えてくれるので。

3Dパースはこんな感じ。

セット面イメージ

店舗デザインをメインにやるのであればvectorworksを覚えることをおすすめします。求人情報を見ていても結構vector worksを使用している会社が多いです。

3Dパースはこの時点で少しくらいは作れるようになると有利です。僕は3年時で自分のPCにCADソフトいれ覚えました。手描きパースでプレゼンすることはほぼ無いです。ただし手描きの強みもあります。かけないよりはいいです。手描きパースの書き方も過去に記事にしているので見てみてください。

2点透視図の書き方
1点透視図の書き方

最初の会社は社長1人の会社に就職。

これは大失敗です。何もわからないまま仕事をしなければならない。せめて3人くらいいる会社にしとけばよかったと後悔。職人さんのつてで今の会社に就職。

10人未満の会社です独立をするなら理想の会社。独立を考えている方がいるなら10人前後の会社を探すか有名なデザイナーがいる会社にいったほうがいいと思っています。

何度も言いますが結構な業務内容を覚えられるので自分を鍛えるという面ではおすすめです。インテリアデザイナー・店舗設計を目指している方は是非参考にしてみてください。

本来、新卒が設計やデザインで就職は難しいです。就活のライバルが院卒が多くなっていきます。自分でルートを考えながら将来の選択をしていきましょう。

今回は以上です。

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